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1.設立の背景と目的
地形情報は、地域の社会基盤形成に必須の情報である。建設・防災や環境保全に関わる事業計画・設計の合理性と利便性、工事の施工性、安全性、建設材料の品質・性能など、様々な段階での“あるべき姿”に根拠・必然性を与えるはじめの一歩である。しかし、多くの場合、地形情報は位置図として用いられるか、あるいは地形の表面的な形態・規模を概観するに留まるなど、まさに“はじめに”以上の活用がなされていないというのが実状である。
地形を地域社会に対する実益を伴う有効な情報源とするためには、地形の形態・規模と発達史的背景、形成営力との因果関係やその工学的評価、地形変化の将来予測等に関わる手法を確立する必要がある。また、近年は観光産業による地域経済の活性化といった社会資本整備も脚光を浴びているが、わが国で伝統的に育まれてきた文化・歴史的遺産も地形と密接な関係があり、その価値を地形の理解なしに計ることはできない。
応用地形学研究部会は、これらの状況を踏まえ、地形に根ざした社会基盤整備に関する理論と知識を体系化することを目的として設立された。設立当初は応用地形学研究小委員会として発足し、第一期(平成7年〜平成10年度)第二期(平成11年度〜平成18年度)第三期(平成19年度〜平成22年度)の研究を通じて、書籍「山地の地形工学」および「応用地形セミナー 空中写真判読演習」を刊行し、巡検や技術講習会等を実施してきた。さらに、平成23年度からは、学会の研究教育部門および研究部会の再編により、新たに応用地形学研究部会として活動することとなった。
2.活動内容及び成果の目標
a) 研究部会例会を年間5回程度開催し、話題提供と研究発表を行う。
b) 例会での討論とWGの活動を通じて、工学的な応用地形学図と、
地域の文化形成や社会的背景も視野に置いた応用地形学的巡検マップのモデルを作成する。
c) 応用地形学図や応用地形学的巡検マップのテーマに即した現地巡検を行う。
d) 技術講習会等を開催し、世代間の技術伝承や、専門分野を超えたアウトリーチを行う。
e) 研究発表会および学会誌での論文・報告、講座の掲載、シンポジウムの主催や書籍出版を行う。
これらの活動を通じて、地形の技術的意味が一見して把握でき、地形の理解を深く豊かにし、使う人に感動と実益を与えるような、地形情報の提示手法の確立を目指す。
小俣雅志(パスコ)
品川俊介(土木研究所)
井上 信(ダイヤコンサルタント)、小林 浩(パスコ)、下河敏彦(環境地質)、津茂樹(建設技術研究所) 、竹下秀敏(日本工営)、中曽根茂樹、向山栄(国際航業)
鈴木隆介(中央大学名誉教授)
足立勝治(アジア航測)、稲垣秀輝(環境地質)、井口 隆(防災科学技術研究所)、上野将司(応用地質社友)、小野田敏(アジア航測)、木村克己(防災科学技術研究所)、黒木貴一(関西大学)、桑原啓三(建設環境研究所)、須貝俊彦(東京大学)、杉本 惇(パスコ)、竹下秀敏(日本工営)、千葉達郎(アジア航測)、津澤正晴(東京地学協会)、寺口慧介(日本工営)、永田秀尚(風水土)、野々村敦子(香川大学)、八戸昭一(埼玉県)、檜垣大助(日本工営)、平野昌繁(大阪市立大学 名誉教授)、本間 勝(アサノ大成基礎エンジニアリング)、松多信尚(岡山大学)、水谷圭介(ダイヤコンサルタント) 、目代邦康(東北学院大学)、八木浩司(山形大学)、柳田 誠(阪神コンサルタンツ)