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令和2年度 日本応用地質学会 研究発表会

優秀講演者賞・ポスター賞
 厳正な審査の結果,優秀講演者賞,ポスター賞は以下の様に決定いたしました.
1.口頭発表
【優秀講演者賞】
17 地形的に不明瞭な活構造帯を把握するための地質学的手法の検討:南九州せん断帯における事例
 丹羽正和(日本原子力研究開発機構)ほか
22 令和元年東日本台風により福島・栃木・茨城3県で発生した土砂災害
 佐藤昌人(防災科学技術研究所)ほか
40 岩盤不連続面のラフネスと間隙水圧がせん断強度に与える影響
 朝比奈大輔(産業技術総合研究所)ほか
64 鉄道における土石流による被災事例の文献調査
 長谷川淳(鉄道総合技術研究所)ほか
【若手奨励賞】
9 微地形表現図の超解像による災害リスク評価手法の検討
 北村啓太朗(アジア航測)ほか
2.ポスターセッション
【最優秀ポスター賞】
P11 周氷河斜面地域における表層崩壊と土砂流
○吉野恒平(土木研究所寒地土木研究所)ほか
【優秀ポスター賞】
P10 衛星画像を用いた令和元年台風19号による那珂川水系における浸水域の時間変化の把握
○足達健人(パスコ)ほか
P28 噴出方向別の阿蘇4火砕流堆積物の分布および性状に関する検討
○長田朋大(ナイバ)ほか
【特別賞】
P22 各種岩石の熱特性から見た石焼き芋に適した岩石の特徴
○高野梨菜(日本大学文理学部)ほか

特別講演聴講の不具合について
 本日(10/1)のオンライン特別講演を聴講できないという不具合が生じました(11時20分ころに解消されました).多くの参加者・会員の皆様にご迷惑をおかけし,大変申し訳ありませんでした.特別講演については現在インターネット上で動画配信中です(配信期間:〜2020年11月30日を予定).今回聴講できなかった皆様には是非配信動画を聴講いただければと思います.なお配信先URLは研究発表会参加者専用のホームページに掲載しています.

開催日

令和2年10月1日(木),2日(金)

会場

Zoomを用いたオンライン開催.
Zoomの使用方法についてはオンライン研究発表会参加マニュアルをご参照ください.

協賛

一般社団法人 全国地質調査業協会連合会
一般社団法人 中部地質調査業協会
中部土質試験協同組合

後援

公益社団法人 地盤工学会 中部支部
一般社団法人 日本地質学会 中部支部

参加費等

参加登録料(講演論文集の冊子およびダウンロード権を含む):一般会員5,000円(学生会員2,000円)
※一般非会員は上記価格+1,000円,学生非会員は上記価格+500円です.
※応用地質学会の会員であれば特別講演の聴講は無料です.

参加申し込み

事前の参加登録を実施します.講演者・一般参加者の皆様はページ下部の参加登録フォームから登録をお願いします.

最新情報

2020.09.15
 プログラムを更新いたしました.

2020.09.11
 本日15時より研究発表会の事前参加申し込みを開始いたします.
  締め切り:令和2年9月25日(金)

2020.9.8
 新型コロナウイルスの感染拡大を受け,名古屋国際会議場での開催を予定していた令和2年度研究発表会は,オンラインでの開催が決定いたしました.

オンライン開催の方法とプログラム

口頭発表の方法

口頭発表にはZoomを使用します.講演者には発表用のファイルを画面共有しながら発表していただきます.発表時間は12分です.発表後に会場から質疑(3分)を受け付けます.

ポスター発表の方法

ポスター発表では,会期の数日前から学会ホームページにポスターのPDFファイルを掲載いたします.コアタイムではZoom発表希望者が10名程度の2つのグループに分かれて初めに各人5分程度で研究の概要を紹介していただきます.その後,グループごとに参加者からの質疑を受付けます.コアタイムの時間は限られていますので,参加者の皆様は事前にポスターの電子ファイルに目を通していただき,質問をされる場合も簡潔にお願いできればと思います.

優秀講演賞・ポスター賞

今年度も口頭発表については優秀講演者賞(45歳以下),ポスター発表については最優秀ポスター賞,優秀ポスター賞,特別賞を設定いたします.

講演論文集

講演論文集(PDF)は参加申込者専用のページで閲覧・ダウンロードできます.

【第1日目】10月1日(木)午前

開会式・特別講演
10:50〜11:00:開会式
11:00〜12:00:特別講演
「南海トラフ地震に関する最新の知見」山岡耕春 名古屋大学大学院環境学研究科 教授

【第1日目】10月1日(木)午後

第1会場
第2会場
社会貢献・地形地質1(13:00〜13:45)
座長:野々村敦子(香川大学)

2 黒部峡谷鉄道で愉しむジオ鉄の旅 (その3:鉄道敷設以前の交通路を辿る)
日野康久(KANSOテクノス),他

4 長野県,上高地南東の徳本峠付近の山上凹地の形成年代
小嶋 智(岐阜大学工学部社会基盤工学科),他

6 花崗岩の柱状節理
千木良雅弘(深田地質研究所),他


地形地質2(14:00〜15:00)
座長:太田岳洋(山口大学)

9 微地形表現図の超解像による災害リスク評価手法の検討
北村啓太朗(アジア航測),他

11 近年発生した六甲山上における崩壊の特徴−水系網を用いた分析−
岡崎敬祐(ダイヤコンサルタント),他

12 紀伊半島四万十帯日高層群分布域に認められるガリー地形の形成と集水域との関係
菊地輝行(開発設計コンサルタント),他

14 FP法蛍光X線分析による河口砂州の土砂供給源推定
新妻重明(開発工営社),他


地層処分(15:15〜16:00)
座長:濱田 藍(電力中央研究所)

15 球状コンクリーションのシーリングプロセスの実用化と応用
吉田英一(名古屋大学),他

16 花崗岩における割れ目形成過程の検討〜中部日本,土岐花崗岩を事例として〜
笹尾英嗣(日本原子力研究開発機構),他

17 地形的に不明瞭な活構造帯を把握するための地質学的手法の検討:南九州せん断帯における事例
丹羽正和(日本原子力研究開発機構),他


特別セッション:2019年台風19号災害調査団報告1(13:00〜14:30)
座長:稲垣秀輝(環境地質)/安藤 伸(応用地質)

18 令和元年東日本台風による群馬県富岡地区の土砂災害の特徴
安藤 伸(応用地質),他

19 令和元年東日本台風による埼玉県西部で発生した斜面崩壊の特徴
古木 宏和(日本工営),他

20 令和元年10月豪雨による千葉・佐倉地区の土砂災害
上野将司(応用地質),他

21 令和元年東日本台風による神奈川県箱根・相模原地区の土砂災害の特徴
稲垣秀輝(環境地質)

22 令和元年東日本台風により福島・栃木・茨城3県で発生した土砂災害
佐藤昌人(防災科学技術研究所),他

23 2019年台風19号に伴う宮城県丸森地域豪雨災害の概要と教訓
高見智之(国際航業),他


2019年台風19号災害調査団報告2(14:45〜16:15)
座長:向山 栄(国際航業)

24 令和元年東日本台風 千曲川流域の洪水被害と地形地質的背景
中曽根茂樹(日本工営),他

25 令和元年東日本台風による荒川水系越辺川・都幾川の洪水被害と地形等の特徴
小林 浩(パスコ),他

26 利根川水系渡良瀬川支流における破堤箇所とその周辺の状況
高津茂樹(建設技術研究所),他

27 令和元年東日本台風による那珂川・久慈川水系の洪水被害とその特徴
小俣雅志(パスコ),他

28 阿武隈川流域における浸水範囲と土地条件−令和元年東日本台風及び過去の浸水範囲との比較−
下河敏彦(環境地質),他

29 2019年台風19号(令和元年東日本台風)による宮城県鳴瀬川水系吉田川の浸水災害
向山 栄(国際航業),他

ポスターセッションコアタイム(グループ1)(16:30〜18:00)
座長:小嶋 智(岐阜大学)


災害地質
P5 長野県南部南木曽岳における土石流発生斜面に関する研究−蘭地区を対象に−
藤井幸泰(名城大学),他

P9 広島県熊野町川角における渓床堆積物の蓄積と土石流発生のサイクルの検討
森川寛之(山口大学),他

P11 周氷河斜面地域における表層崩壊と土砂流
吉野恒平 (土木研究所寒地土木研究所),他

P13 降雨時の斜面崩壊発生箇所における降水の浸透過程の検討
末田雄樹(山口大学),他

社会貢献
P15 令和元年東日本台風の埼玉県東山松市早俣地区における避難行動調査
野々村敦子(香川大学),他

P16 応用地質学的視点を加えた自然災害伝承碑の活用例
木村一成(ナイバ)

地下水・環境地質
P18 多変量解析による九重火山の湧水・熱水の水質形成機構の推定
久保佑佳(山口大学),他

P19 九重火山群山頂付近における植生を決定する因子の検討
野口祐弥(山口大学),他

P20 酸性水発生リスクの高い建設発生土の長期モニタリングと数値解析
熱田真一(アサノ大成基礎エンジニアリング),他

測量・計測
P23 過去の写真に基づく恐竜足跡化石の風化速度の検証
朽津信明(東京文化財研究所),他
ポスターセッションコアタイム(グループ2)(16:30-18:00)
座長:赤澤正彦(鉄道・運輸機構)


地形・地質一般
P28 噴出方向別の阿蘇4火砕流堆積物の分布および性状に関する検討
長田朋大(ナイバ),他

P29 降灰ハザード評価技術とその展望−詳細地質調査からの貢献−
辻 智大(山口大学),他

P33 火山災害に対する各事業の長期的対応
小坂英輝(環境地質)

P35 九重D層下位のテフラ層と飯田火砕流噴火の関係性に関する検討
福岡仁至(山口大学),他

P38 紀伊半島南部の四万十帯と熊野層群におけるイライト結晶度の分布特性
細野日向子(日本大学文理学部),他

土木地質
P41 地質・地盤リスクマネジメントにおけるリスク要因と影響評価の例
植田 律(土木研究所),他

P42 ダムにおける弱層の性状と強度試験結果に関する分析
矢島良紀(土木研究所),他

P44 ダム地質カードの発行状況と今後のアウトリーチの展開
松尾達也(水資源機構),他

P49 地形・地質資料調査による杭基礎支持層の深さ変化の可能性調査の有効性検討
浅井健一(土木研究所)

地形・地質一般
P34 火山体内における諸現象の結果としての地下水水質を用いた地質構造推定と地下水評価の可能性
太田岳洋(山口大学),他

【第2日目】10月2日(金)午前

第1会場

第2会場

地下水・環境地質(9:30〜10:45)
座長:吉田英一(名古屋大学)

30 ミャンマーの地熱資源活用に向けて(第一報)−ミャンマー南東部を主とするいくつかの温泉調査から−
須藤 宏((元)ブリッジ エーシア ジャパン),他

31 霧島硫黄山において新たに出現した湯だまり中の希土類元素の挙動について
山下 慧(鹿島建設),他

32 布田川断層を貫通した深部ボーリングFDB孔における地下水変動の観測
澁谷 奨(京都大学),他

33 地盤・岩盤の体積熱容量を推定するための原位置試験と解析手法の提案
冨樫 聡(産業技術総合研究所),他

34 持続可能な地下蓄熱の実現に役立つ岩盤熱物性評価手法の開発
霜山 竣(福島大学大学院),他


土木地質1・2(11:00〜12:15)
座長:熱田真一(アサノ大成基礎)
35 山岳トンネル工事における地質体毎の地質リスク事象
中島 亮(熊谷組),他

36 土木事業における地質・地盤リスクマネジメントのガイドラインの作成と論点
佐々木靖人(土木研究所),他

37 三次元切羽前方探査の開発と適用事例
中谷匡志(安藤ハザマ),他

40 岩盤不連続面のラフネスと間隙水圧がせん断強度に与える影響
朝比奈大輔(産業技術総合研究所),他

41 来待砂岩の乾湿繰り返し試験におけるサイクル数と物性値の関係
河村祥一(鉄道総合技術研究所),他
測量計測(10:00〜10:45)
座長:藤井幸泰(名城大学)

52 写真解析におけるGNSS受信機の座標計測効果
黒木貴一(関西大学),他

53 UAV・モバイルGPSを活用した露頭調査事例
石丸元気(八千代エンジニヤリング),他

54 岩盤斜面のUAV点検写真における変化箇所抽出手法の検討
日外勝仁(土木研究所寒地土木研究所),他


災害地質1(11:00〜12:15)
座長:山崎秀策(寒地土木研究所)

57 令和元年台風19 号豪雨による多摩川の洪水被害と地形
木村克己(深田地質研究所),他

58  2019 年10 月台風19 号による斜面災害の調査結果(その1)宮城県伊具郡丸森町の斜面災害と河川侵食災害の状況報告
吉川修一(八千代エンジニヤリング),他

59 2019年10月台風19号による災害調査(その2)宮城県丸森町の土砂洪水氾濫堆積物の特徴
松木宏彰(復建調査設計),他

61 平成30年7月豪雨における表層崩壊の発生場と崩壊土砂到達距離の特徴
泉水友裕(土木研究所),他

62 広島県東広島市周辺における斜面崩壊・土石流の発生頻度
西山賢一(徳島大学)

【第2日目】10月2日(金)午後

第1会場

第2会場

土木地質2・3(13:30〜15:00)
座長:中谷匡志(安藤ハザマ)

42 鉄酸化細菌を用いた酸性水の溶存鉄浄化実験
大日向昭彦(土木研究所寒地土木研究所),他

44 濁沸石が誘因となるコンクリートの劣化過程に関する検討
昆 周作(土木研究所),他

45 トンネル覆工れんがの塩類による劣化と岩石の塩類風化との比較
浦越拓野(鉄道総合技術研究所),他

46 テキストマイニングを応用した地質文献の定量解析と施工への応用
戸邉勇人(鹿島建設),他

47 空中電磁探査データを用いた逆解析結果と地質調査結果の比較−逆解析結果による地盤条件推定方法の一考察−
梶山敦司(土木研究所),他

50 グラウンドアンカー工および鉄筋挿入工に特化したCIM(のり面CIM)の開発
石濱茂崇(熊谷組)
災害地質2・3(13:30〜15:00)
座長:古木宏和(日本工営)

63 地下構造物改修工事で確認した北向山断層の変位について
片山政弘(熊谷組)

64 鉄道における土石流による被災事例の文献調査
長谷川淳(鉄道総合技術研究所),他

65 GIS解析による斜面災害への地生態学的アプローチ
松尾香穂(山口大学(現:パスコ)),他

66 豪雨による道路の被災事例
成田忠政(ダイヤコンサルタント),他

70 平成30年北海道胆振東部地震による岩盤すべりの分類と分布
山崎秀策(土木研究所寒地土木研究所),他

71 木津川流域における表層地質とその特性について
北田奈緒子(地域地盤環境研究所),他

プログラムの詳細はこちらから(2020/9/15更新)

参加申し込み

今年度のオンライン研究発表会は「事前参加申し込み」,「参加登録料の事前振込」といたしますので,発表者・参加者は必ず事前参加申し込みをしてください..以下のリンクから登録をお願いします.

参加申し込みフォーム(http://www.jseg.or.jp/registration/)
事前参加申し込みの締め切り:9月28(月)21時に延長しました

参加費の事前振り込みの締め切りも9月28日(月)とさせていただきます.締め切り後に参加申し込みをされても,事務局が迅速に対応できないことが予想されます,そのため,可能な限り事前参加申込み・事前振込へのご協力をお願いいたします.

特別講演

令和2年10月1日(木)11:00〜12:00
特別講演:「南海トラフ地震に関する最新の知見」
講演者:山岡 耕春 名古屋大学大学院環境学研究科 教授 (副研究科長)
内 容:南海トラフ沿いでは,平均100−150年間隔で地震が起きています.南海トラフ地震に関する知見は21世紀に入ってから飛躍的に進歩しています.それは,地震が起きていない時期に起きている現象が見えてきたからです.南海トラフについてどこまでわかってきたかをご講演いただきます.

講演要旨はこちら(PDF)

Zoomによるオンライン講演といたします
 オンライン特別講演へのアクセス方法は,学会員専用のニューズリスト(NL)および研究発表会参加申込者専用のページに掲載いたします.聴講を希望される学会員でニューズリストに登録していない方は,是非この機会に登録をお願いいたします.
ニューズリストへの登録方法
※:特別講演の聴講は無料です.応用地質学会の会員であればどなたも聴講が可能です.Zoomで聴講される際は必ず,マイクをミュート,映像をOFFにしてください.

オンライン研究発表会参加マニュアル

Zoomの使用方法,オンライン研究発表会への参加方法・発表方法を記載しています,参加される方は必ず目を通しておいてください.
ZOOM使用方法マニュアル
WEB研究発表会操作方法

発表用電子ファイルの提出について

口頭発表のパワーポイント(希望者)とポスターのPDFファイル(HPへの掲載を希望された方)は,電子投稿システムによりご提出いただきます.
電子投稿システム
9月30日(水)までにはファイルを提出してください.なお,ファイルサイズは20MB以下でお願いします.

問い合わせ先

日本応用地質学会事務局
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-3-14 お茶の水桜井ビル 7F
 一般社団法人日本応用地質学会
 TEL:03-3259-8232 FAX:03-3259-8233 E-mail:office@jseg.or.jp