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1.報告書販売のお知らせ

平成26年広島大規模土砂災害調査団報告書「土地の成り立ちを知り 土砂災害から身を守る」販売のご案内

平成26年8月20日に発生した広島大規模土砂災害に関して,このたび日本応用地質学会広島大規模災害調査団(中国四国支部・災害地質部会)により報告書を刊行いたしました.会員の方は2,000円,非会員の方は3,000円にて販売させていただきたいと存じます.ご購入をご希望の方は,こちらより申込書をダウンロードいただき,EメールまたはFAXでお申し込みください.


「広島大規模土砂災害調査団報告書」目次

口 絵 八木・緑井地区および可部東地区のオルソ化空中写真・陰陽図・傾斜区分図、調査写真,広島豪雨災害被災地の地質図
 巻頭言 土砂災害から身を守る知識と技術を文化にまで高めよう 日本応用地質学会会長 長谷川修一
 報告書刊行にあたって 広島土砂災害調査団団長 千木良雅弘
 特別寄稿 2014年の広島土石流災害に関する地形学的所見 中央大学名誉教授 鈴木隆介

第一部 広島大規模土砂災害についてともに学び考える
 山津波(土石流)の実像に迫る −発生から停止までの挙動を知る− 横山俊治(高知大学)
 八木地区に残る土砂災害伝説 小笠原 洋(復建調査設計株式会社)
 広島市の都市開発の歴史と災害リスクの変遷をたどる 加藤弘徳(株式会社荒谷建設コンサルタント)
 広島市の地形の成り立ちと土砂災害のリスク 小林 浩(朝日航洋株式会社)
 災害の原因としての都市計画と法規制運用上の問題点 釜井俊孝(京都大学防災研究所)
 広島土砂災害調査団報告会「平成26 年広島土砂災害に学ぶ」開催報告 広島災害調査団報告会 実行委員会

第二部 広島大規模土砂災害の現地調査報告
 2014 年広島豪雨による土砂災害の地質規制 千木良雅弘・松四雄騎(京都大学防災研究所)
 雨の降り方と土砂災害の発生との関係について 中井真司(復建調査設計株式会社)
 地質の違いから見た土石流の個性と被災状況 曽我部 淳・宮本新平(中電技術コンサルタント株式会社)
 ホルンフェルスと花崗岩:土石流に違いはあったか? 田近 淳(株式会社ドーコン)
 平成26年8月広島土砂災害の沖積錐の地形・地質学的特徴 稲垣秀輝 (株式会社環境地質)
 広島安佐南区の土石流視察報告 田村浩行(応用地質株式会社)
 2014 年8 月広島災害と水文地質状況 栢木智明,宮ア精介,向井和行,寺本光伸,許 成基(扇状地水環境研究会)
 改正土砂災害防止法の課題 長谷川修一・野々村敦子(香川大学)
 広島大規模土砂災害の概要
 日本応用地質学会広島災害調査団および現地調査参加者名簿

表紙のpdfファイル目次のpdfファイルはこちらからダウンロードできます.

2.広島災害調査団報告会

広島災害調査団報告会「平成26年広島土砂災害に学ぶ」の開催報告

【パンフレットはこちら】

平成26年8月20日に広島市で甚大な人的被害をともなう土砂災害が発生しました。この災害に関して、日本応用地質学会では中国四国支部・災害地質部会の会員を中心に調査団を組織し、数回にわたって現地調査を行いました。災害から半年を迎える2月21日に、災害が起きた広島市において、一般の市民の方を対象にした報告会を下記のとおり開催致しました。

名  称: 平成26年広島土砂災害に学ぶ ―土地の成り立ちを知り、土砂災害から身を守る ―
主  催: 一般社団法人日本応用地質学会
共  催: 日本応用地質学会中国四国支部、日本応用地質学会災害地質研究部会
後  援: 国土交通省、広島県、広島市
協  賛: 中国地質調査業協会
日  時: 平成27年2月21日(土)
場  所: 広島県立総合体育館(広島グリーンアリーナ)大会議室(広島市中区基町4-1)
会  費: 無料

プログラム:

第一部 講演
1. 広島災害を受け応用地質学会は何を課題とするのか       千木良雅弘(京都大学防災研究所)
2. 雨の降り方と土砂災害の発生との関係について          中井真司(復建調査設計)
3. 土石流の実像に迫る −発生から停止までの挙動を知る−   横山俊治(高知大学)
4. 地質の違いから見た土石流の個性と被災状況           曽我部淳(中電技術コンサルタント) 
5. 災害文化の伝承から学べること−八木地区に残る伝説から− 小笠原洋(復建調査設計)
6. 広島市の地形の成り立ちと土砂災害のリスク            小林浩(朝日航洋)
7. 広島市の都市開発の歴史と災害リスクの変遷           加藤弘徳(荒谷建設コンサルタント)
8. 宅地開発に関わる法規制と運用の問題点              釜井俊孝(京都大学防災研究所)

第二部 総合討論  
 講演を踏まえて、 土砂災害から「身を守る」をテーマとして質疑・討論を進める。

全体の締めくくりと閉会の挨拶  日本応用地質学会 会長 長谷川修一(香川大学)

【当日配布資料】はこちら


【報告会開催報告書】はこちら


3.学会調査団員による報告

◆日本地球惑星科学連合2015年大会 セッション番号 U07-13(ユニオン) 「2014年広島豪雨土砂災害について」
  日本応用地質学会 広島豪雨災害調査団 千木良 雅弘団長の発表資料
  セッション概要はこちらを参照ください.

◆京都大学防災研究所:突発災害調査報告 2014年8月20に発生した広島土砂災害について

4.日本応用地質学会の対応

広島大規模土砂災害に対する日本応用地質学会の対応について

 平成26年8月20日未明に発生した広島市における大規模土砂災害により、8月26日現在、86名の死者・行方不明者が報告されています。今回の災害に遭われた方々には心よりお悔やみ申し上げるとともに、日本応用地質学会として、災害発生の原因、減災に向けた取り組みを実施して参ります。この度、日本応用地質学会は、今回の災害に対する調査団を立ち上げました。今後、調査団の活動状況等について、適宜ホームページにてご報告する予定です。

平成26年広島大規模土砂災害調査団名簿

団長名 (所属)   千木良 雅弘 (京都大学)
副団長名(所属)  井口 隆 (防災科学技術研究所)
副団長名(所属)  横山 俊治 (高知大学)
団員名 (所属)   稲垣 秀輝 ((株)環境地質)
            太田 岳洋 (鉄道総合技術研究所)
            長田 昌彦 (埼玉大学)
            加藤 靖郎 (川崎地質(株))
            釜井 俊孝 (京都大学)
            佐々木 靖人 (土木研究所)
            高橋 努 (八千代エンジニヤリング(株))
            田近 淳 ((株) ドーコン)
            田村 浩行 (応用地質(株))
            登坂 博行 (東京大学)
            西村 智博 (国際航業(株))
            西山 賢一 (徳島大学)
            原 弘 (応用地質(株))
            牧野 隆吾 (日鉄鉱コンサルタント(株))
            松澤 真 (パシフィックコンサルタンツ(株))
            松四 雄騎 (京都大学)
            向山 栄 (国際航業(株))
オブザーバ(所属) 長谷川 修一 (香川大学)
            木谷 日出男 (国際航業(株))
            大塚 康範 (応用地質(株))
            伊藤 久敏 (電力中央研究所)
            熊谷 悌二郎 (日本応用地質学会)
            木村 耕治 (日本応用地質学会)

5.他機関の情報(URLリンク)

6.お問い合わせ

本ページでは、会員から寄せられた今回の豪雨災害に関する学術情報も可能な限り掲載して参りたいと思いますので、掲載ご希望の方は下記まで連絡願います。

日本応用地質学会事務局
〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台2-3-14
お茶の水桜井ビル

Tel: 03-3259-8232
Fax: 03-3259-8233
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お問い合わせは、以下のアドレスに直接メールをお送り下さい。
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