講習会

令和6年度の講習会は終了しました。令和6年度事業報告をご覧ください。

○令和6年度講習会:「九州の活断層と能登半島地震災害事例より学ぶ」を開催します。

『令和6年度講習会 九州の活断層と能登半島地震災害事例より学ぶ』開催のお知らせ

 今年度の講習会は「地震に直結する活断層の最新トピックや研究事例」「能登半島地震の災害事例」を学ぶとともに,迫りくる広域災害に際し,今後技術者として何をどのように備え・考えるべきかなどの意見交換の場を設け,下記にて開催いたします.

● 開催概要
  • 開 催 日
    2024年9月19日(木)13:15〜16:40(受付開始 12:45)
  • 場  所
    JR博多シティ会議室9階 中会議室1(福岡市博多区博多駅中央街1-1)
  • 定  員
    会場最大80名(対面,リモート併用)
    ※福岡市内・近郊の方はできる限り対面参加でお願いいたします.
    会場はJR博多駅博多口側エレベーターから直結でアクセス良好です.
  • 申込期限
    2024年9月9日(月)
    ※会場定員に達した場合,以降リモート参加となります.
  • 講  師
    宮下 由香里(産業技術総合研究所 活断層・火山研究部門 総括研究主幹)
    塚脇 真二(金沢大学 環日本海域環境研究センター・陸域環境領域 教授)
  • C P D
    3.0ポイント(GEO-Schooling Net認定プログラム)
  • 申込方法
    必要事項と事前アンケートについて,専用フォーム(推奨)
    もしくはメール・FAX・郵送により回答下さい.
  • 専用申込フォーム(推奨)
    https://forms.gle/ipqNvmLWG9YPwS4p8(Googleフォーム)



○令和5年度講習会:「豪雨災害・地震災害における地質技術者の役割」を開催しました。

  • 名称
    令和5年度講習会(令和5年度 講習会のお知らせ)を開催しました。参加者は38名(2名欠席)でした。
  • 開催日時
    2023年9月8日(金)13:00~17:15
  • 場所
    博多駅筑紫口側の「リファレンスはかた近代ビル」103会議室
  • 定員
    40名


    13:00~13:15 講演会趣旨内容説明
    13:15~15:15 講演①「斜面防災における地質技術者の役割」奥園誠之(公益財団法人 高速道路調査会 フェロー
    15:15~15:30 休憩
    15:30~16:30 「学会による豪雨・地震調査事例と留意点」矢野健二
             (九州北部豪雨・熊本地震)
    16:30~17:00「災害調査における点群データの利活用」小野山裕治
    17:00~17:15 質疑・応答


今回の講習では,メイン講師には昨年「斜面防災・減災106のノウハウ~技術者に必須の知識と勘所」を出版された奥園誠之先生を迎えます。その他、過去の学会災害調査のうち九州北部豪雨災害と熊本地震をテーマに災害現地調査のながれや現地調査時のポイント(着眼点)や留意点(事前準備・安全対策・地元対応等)などを含めた事例紹介を行います.実践的な災害要因判読技術の習得を目指し,講習を行います.
また、近年の災害調査では被災後にUAVレーザ測量で取得した点群データと既存点群データを利活用した差分崩壊土量の算出や差分変動解析による不安定化範囲の把握などが行われるようになっており、このような点群データを利活用した災害調査のながれや留意点について講演します.

○令和4年度講習会:「LP微地形表現図の判読講習会」を開催しました。

  • 名称
    令和4年度講習会(令和4年度 講習会のお知らせ)
  • 開催日時
    2022年10月5日(水)10:00~17:00
  • 場所
    リファレンス駅東ビル(福岡市博多区博多駅東1丁目16-14)
  • 定員
    40名(対象者:防災点検講習を受講済みの判読初心者~中級経験者を想定していますが,災害要因の斜面地形判読を習得し実務に活かしたい方もお待ちしています.)
  • 申込期限
    9月5日(月) ※会場定員の関係上, 申込締め切りました。多数のご応募ありがとうございました。

    (応募定員を超える場合は,会社毎に最大4名ないし2名の募集制限をする場合がありますので,予めご了承下さい)

本学会ではLP微地形表現図の判読技術者の育成を通じ,豪雨災害の多い九州地域における道路防災技術の向上に貢献するアウトリーチ活動の一環として,本年度より定期的にLP微地形表現図の判読講習 会を実施することになりました.
今回の講習では,防災点検講習を受講済みの判読初心者~中級経験者を想定していますが,災害要因の斜面地形判読を習得し実務に活かしたい方もお待ちしています.実践的な災害要因判読技術の習得を目指し,講習を行います.
詳細については,添付のポスターをご確認ください.

○令和3年度講習会:「地熱エネルギーの世界」を開催しました。

カーボンニュートラルの叫ばれる現在において、地熱は世界から注目を集める重要なエネルギー源の一つとして存在感を増してきました。当然ながら調査・計画段階では応用地質学の技術が活用されているものの、その内容は一般的な土木地質の世界とは全くの別物と言ってよいものです。国内で唯一の「地熱エネルギー」研究室が九州大に置かれ、国内最大の地熱発電所が稼働する九州であればこそ、世界に繋がる最新の地熱技術の一端をご紹介しようとの考えで今回の講習会を企画しました。

リモート開催により、九州各地から50名の参加があり好評でした。

  • 名称
    令和3年度講習会(令和3年度 講習会のお知らせ)
  • 日時
     令和 3 年(2021年) 9 月 10 日 (金)( 14:00~17:30 )

  • 開催方法・場所
     リモート開催(リモート限定)で開催しました。

  • プログラム
     13:45  会議室オープン
     14:00  開会挨拶
     14:10-15:40  講演 義山先生
     15:40-15:50  休憩
     15:50-17:20  講演 水永先生
     17:20  閉会挨拶


  • 募集人員
     100名 

  • 講師および講演内容
     義山弘男 博士(西日本技術開発(株)地熱事業本部 ジャカルタ事務所長)
     【演題:地熱発電の基礎】14:10〜15:40

     水永秀樹 先生(九州大学工学部地球環境工学科 准教授)
     【演題:地熱開発のための物理探査】15:50〜17:20

  • 参加費
     会員 1,000 円(日本応用地質学会九州支部、九州応用地質学会会員)
    非会員 2,000 円

  • CPD
     3.0ポイント(GEO-Schooling Net 認定プログラム プログラム番号2959)
    ※建設コンサルタンツ協会のCPDでも登録可能です。
  • 注意事項その他
     学会⼝座への振り込み確認後、講習会前にレジュメをメール配信いたします.

  • 申込方法
    • 氏名,勤務先,同住所,同電話番号を記入の上,申込書をFAX,郵送、あるいはe-mailにてお申し込みください。 その後,郵便振替にて参加費を送金願います。お手数ですが手数料等はご負担願います。
    • 参加費の振込みをもって最終受付と致します。
    • 郵便振替口座:01780-7-130199
      口座名:九州応用地質学会 事務局
      ※ 払込取扱票の通信欄には、氏名,住所,電話番号を必ず記入願います。
      (振込人が判別できない場合が多くありますので、ご協力願います)。


  • 申込先
    日本応用地質学会九州支部/九州応用地質学会 事務局
    TEL;092- 571-2766 FAX;092- 571-2813
    E-mail;kyushu-jsegアットマークchiken.co.jp
    〒812-0013 福岡市博多区諸岡5丁目25-25 日本地研株式会社 技術部内 (担当;島内 健)


○令和2年度講習会:「0から始める地表踏査 2020」

令和2年度講習会のお知らせ
(※新型コロナウイルス感染症に対する緊急事態宣言のため中止となりました。)

〇平成15年~令和元年度の講習会


年度 テーマ ジャンル・キーワード 実施形態
2003 H15 GISの理論および基本操作-応用地質学への適応 GIS、情報地質 実習
2004 H16 火山岩地域の土砂災害 土砂災害、土石流 見学会合同
2005 H17 都市型地盤の地震被害と災害への備え 防災 講演
2006 H18 大規模土砂災害と総合土砂管理 土砂災害、土砂管理 講演
2007 H19 都市周辺における地質調査技術とリスク問題 地質リスク 講演
2008 H20 応用地形セミナー  -空中写真判読演習- 地形判読 講演+実習
2009 H21 大規模地すべりの調査・設計から施工まで 地すべり、対策工 見学会合同
2010 H22 地下水流動の実態を考える 地下水、扇状地 講演
2011 H23 ( 九州における)大規模地震による津波災害と土砂災害-大規模地震災害に対して、応用地質学はどのような社会貢献ができるか- 地震災害、防災 講演
2012 H24 活断層  ~見る・知る・語る~ 活断層、地震防 見学会合同
2013 H25 九州における再生可能エネルギーの取り組み -現状と将来展望,そして地質技術者の役割は?- 資源開発、再生可能エネルギー 講演
2014 H26 第四紀の地球環境変動  ~人類が育まれた時代の定義と変遷~ 環境地質、第四紀地質 講演
2015 H27 地質技術の社会貢献の在り方を実感する 地質踏査、水文・岩盤調査法、基礎 見学会合同
2016 H28 岩盤分類および分類基準と岩盤物性値との関係と留意点 岩盤分類 講演+実習
2017 H29 広域災害発生!緊急調査の在り方と実践 災害調査、土砂災害、地震災害、GIS 講演
2018 H30 0から始める地表踏査 地表踏査   基礎技術実習(野外・机上) 見学会合同
2019 R1 そうだったのか!地盤工学 
~応用地質技術者のための初級地盤工学~
地盤工学 講習+演習