目次 口絵 T はじめに U 災害の概要 V 地域ごとの調査報告 V-1 九州地方 V-2 中国地方 V-3 四国地方 V-4 近畿地方 V-5 中部地方 W 構造物被害と災害廃棄物 X 住民の避難行動 Y 減災に向けた提案と課題 Z おわりに |
平成30年6月28日〜7月8日にかけて発生した平成30年7月豪雨によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申しあげますと共に、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
日本応用地質学会では、被災地域の救助・救済活動を第一と考え、また、二次災害の危険もあることから、災害直後から調査団設置の準備として本部と中国四国支部で情報収集に努めてきました。それを受けて平成30年7月27日開催の理事会にて、災害地質研究部会を主体とする本部と中国四国とからなる平成30年7月豪雨災害調査団(仮称)を設置しました。
本会の会員の多くは、民間の地質技術者として災害直後の現地調査、被害査定等を通じて行政を直接支援する立場にあるため、他の学会のように早期に大規模な調査団を派遣することはできません。また、災害直後に多くの調査団員が現地へ立ち入りをすることは、被災者や災害復旧の作業にとって迷惑になりかねません。
したがって、本会では災害調査の速報性ではなく、今後の防災・減災に役立つ知見を見いだし、国民に還元できるような視点での調査をしたいと考えています。このため、各研究部会と中国四国支部等が連携して、テーマ別に現地調査を行うこととしました。そして、調査結果を基に応用地質学的知見をまとめ、国民の皆さんの居住地域の災害に備える「アウトリーチ活動」を積極的に進めたいと考えています。
また、調査に当たっては、日本地すべり学会との合同調査を予定しています。災害調査団の活動状況は本会会員間の情報共有のため、「ニューズリスト」を通じて、積極的に発信すると共に、随時ホームページに調査結果を報告するようにいたします。会員の皆様からの情報提供を歓迎いたしますので、積極的に事務局に提供をお願いいたします。
団長 (所属) | 鈴木 茂之 | (岡山大学) |
副団長(所属) | 稲垣 秀輝 | (環境地質) |
幹事長(所属) | 西村 智博 | (国際航業) |
団員名(所属) | 千田 敬二 | (大日本コンサルタント) |
松澤 真 | (パシフィックコンサルタンツ) | |
戸邉 勇人 | (鹿島建設) | |
古木 宏和 | (日本工営) | |
下村 博之 | (パスコ) | |
平田 康人 | (電力中央研究所) | |
田近 淳 | (ドーコン) | |
高見 智之 | (国際航業) | |
末武 晋一 | (日本工営) | |
田村 浩行 | (応用地質) | |
加藤 靖郎 | (川崎地質) | |
永田 秀尚 | (風水土) | |
篠田 繁幸 | (国際航業) | |
北田 奈緒子 | (地域地盤環境研究所) | |
西山 賢一 | (徳島大学) | |
山崎 新太郎 | (京都大学) | |
石井 岳男 | (いしいジオ) | |
池見 洋明 | (九州大学) | |
千木良 雅弘 | (京都大学) | |
井口 隆 | (防災科学技術研究所) | |
佐々木 靖人 | (土木研究所) | |
松尾 達也 | (土木研究所) | |
上田 広和 | (ニュージェック) | |
加登住 誠 | (八千代エンジニヤリング) | |
塩見 哲也 | (ニュージェック) | |
白石 恵津 | (八千代エンジニヤリング) | |
西塚 大 | (土木研究所) | |
綿谷 博之 | (建設技術研究所) | |
中曽根 茂樹 | (日本工営) | |
小俣 雅志 | (パスコ) | |
小林 浩 | (朝日航洋) | |
品川 俊介 | (土木研究所) | |
下河 敏彦 | (環境地質) | |
上野 将司 | (応用地質) | |
小野田 敏 | (アジア航測) | |
野々村 敦子 | (香川大学) | |
登坂 博行 | (地圏環境テクノロジー) | |
大野 博之 | (環境地質) | |
打木 弘一 | (基礎地盤コンサルタンツ) | |
磯部 有作 | (地層科学研究所) | |
太田 岳洋 | (山口大学) | |
小坂 英輝 | (環境地質) | |
高木 郁生 | (日進エンジニアリング) | |
小嶋 智 | (岐阜大学) | |
居川 信之 | (エイト日本技術開発) | |
地主 卓弥 | (ジェイアール東海コンサルタンツ) | |
都築 孝之 | (日本物理探鑛) | |
浜崎 晃 | (日本海技術コンサルタンツ) | |
横山 俊治 | (自宅) | |
曽我部 淳 | (中電技術コンサルタント) | |
小笠原 洋 | (復建調査設計) | |
加藤 弘徳 | (荒谷建設コンサルタント) | |
宮本 新平 | (中電技術コンサルタント) | |
木村 哲雄 | (地質工学) | |
児玉 真一 | (地質工学) | |
山地 修二 | (地質工学) | |
片山 直樹 | (日本海技術コンサルタンツ) | |
木村 隆行 | (エイト日本技術開発) | |
二木 重博 | (エイト日本技術開発) | |
工藤 健雄 | (エイト日本技術開発) | |
與那城 稔 | (ウエスコ) | |
井上 真 | (ウエスコ) | |
曽根原 崇文 | (蒜山地質年代学研究所) | |
讃岐 利夫 | (サヌキ地質調査) | |
東 豊一 | (相愛) | |
大矢 基弘 | (四電技術コンサルタント) | |
谷野宮 竜浩 | (田村ボーリング) | |
木村 一成 | (ナイバ) | |
岡村 洋 | (地研) | |
西川 直志 | (イシンコンサルタント) | |
鈴木 素之 | (山口大学) | |
河内 義文 | (ケイズラブ) | |
協力者(所属) | 釜井 俊孝 | (岡山大学) |
向山 栄 | (国際航業) | |
熊谷 悌二郎 | (日本応用地質学会) | |
黒木 貴一 | (福岡教育大学) | |
藤原 協 | (国際航業) |
◆2018年7月豪雨災害調査団 報告会のお知らせ
2018年7月豪雨災害調査団報告会 〜西日本豪雨災害に学ぶ災害につよい地域づくり〜
日時:2019年6月30日(日) 13:00〜16:50(開場:12:30)
場所:岡山大学 理学部 21号教室(岡山県岡山市)
定員:150名(定員に達し次第締め切らせていただきます)
参加費:無料(CPD: 3.4)
資料:講演資料 1,000円、調査団報告書 4,000円(希望者に販売、非会員5,000円)
事前申し込み:必要(2019年6月10日締切)
【詳しくはこちら】
本ページでは、会員から寄せられた今回の災害に関する学術情報も可能な限り掲載して参りたいと思いますので、掲載ご希望の方は下記まで連絡願います。
日本応用地質学会事務局
〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台2-3-14
お茶の水桜井ビル 7F
Tel: 03-3259-8232
Fax: 03-3259-8233
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お問い合わせは、以下のアドレスに直接メールをお送り下さい。
office@jseg.or.jp