令和6年度 日本応用地質学会東北支部 支部総会・特別講演 当日の様子 |
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一般社団法人日本応用地質学会 東北支部 | ||
去る令和6年5月17日(金)、令和6年度応用地質学会東北支部総会および特別講演・討論会が無事終了いたしました。新型コロナ感染症が「5類感染症」に移行から1年がたち、コロナ禍以前の日常を取り戻しつつあります。しかし、感染症がなくなったわけではなく、引き続き気を引き締めていく必要があると思います。 今回も昨年と同様、会場だけでなくウェブ配信を併用したハイブリッド開催としました。 |
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1.総会 13:00~ | ||
総会は定刻通り開会し、出席数100(会場参加人数:34名、オンライン参加:8名、有効委任状:58名)となり、「日本応用地質学会東北支部規定」第15条の正会員(支部会員数名160名(賛助会員33社)[令和5年4月末日現在])の5分の1以上の出席となり、本総会は成立いたしました。総会では、下記の項目について承認されました。 ①令和5年度活動報告 ②令和5年度会計報告 ③監査報告 ④令和6年度活動計画(案) ⑤令和6年度会計予算(案) ⑥令和6年度支部役員人事(案) 昨年は、全国大会(秋田大会)の準備等もありイレギュラーな1年となりましたが、本年度は通常通り支部研究発表会および現地見学会を計画しておりますので、是非御参加ください。 |
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2.特別講演 14:00~15:30 (参加人数 会場:39名、オンライン:13名) | ||
特別講演は、国土地理院地理地殻活動研究センター 地殻変動研究室長である宗包浩志氏を迎え、「宇宙から探る地下の断層」という題で講演していただきました。 干渉SAR(合成開口レーダー)を用いた観測から地下の断層など知る技術についの講演でした。三角測量、水準測量などの地上の観測から、宇宙からの観測が実用レベルになっている昨今の技術や、事例による実際の採用事例を紹介していただきました。 SARの事例紹介では、トルコ共和国の地震や、今年発生した能登半島地震の観測・解析データの例など興味深い内容が多くありました。話題性のある事象、そして業務で応用できる技術であり、今後の活用が期待されます。 |
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3.討論会 15:40~16:40 (参加人数 会場:38名、オンライン:11名) | ||
討論会は、まず始めに幹事の3人からの特別講演に関連した話題提供を行いました。遠田支部長からは能登半島地震を地質的側面から考察する内容を、中原幹事からは航空レーザー計測成果を用いた数値地形解析(能登半島地震の例)を、村上幹事からはSAR差分解析・DEMデータ差分などを複合的に解析した既存盛土分布調査結果についての発表でした。 それぞれ話題性のある地域や技術的内容で参加者の興味も尽きなかったのですが、時間が多少足りず討論時間をあまり取れなかったのが反省点です。 |
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4.意見交換会 17:00~19:00 (参加人数 会場:22名) | ||
討論会終了後は場所を移し、意見交換会を行いました。場所は、東京エレクトロンホール宮城の2F「東龍門」。参加者は22名。特別講演の講師である宗包浩志氏にも参加いただいたので講演会で質問できなかったことを伺ったり、時間の取れなかった討論会の続きなど、それぞれに充実した時間となったことと思います。最後は「伊達の一本締め」でお開きとしました。 総会~特別講演・討論会~意見交換会とご参加下さった皆様、誠にありがとうございました。 |
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