過去の活動

平成30年度 応用地質学講座【結果報告】

日本応用地質学会 中部支部では、毎年応用地質学講座として、地形学やボーリングコアの観察などの座学・実習を行っております。
平成30年はボーリングコア観察ということで実施いたしました。
当日の様子をお知らせいたします。

<概要>

開催日時:平成30年10月26日 (金) 13:00~17:00 
場 所:名古屋大学博物館 講義室 
講座名:「ボーリング柱状図作成およびボーリングコア取扱・保管要領(案)・同解説」改訂点の説明と留意点
      座学およびボーリングコアの観察 
対 象:地質・土木技術者(学会員以外からも参加していただきました)
講 師:照屋 純(ボーリング柱状図標準化委員会委員(全地連),中部支部役員等

 

当日は、前半に座学を、後半に実習を行いました。
実習では、ボーリングコアが掘り出された直後から観察までをイメージして、コアパック(ボーリングコアを包んでいるビニール)を剥がして、コアを洗浄するところから体験していただきました。

実習では、様々な方からのご厚意でコアを提供していただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

 

さて、実習風景です。
座学の写真は撮影し忘れましたので、いきなり実習中の写真からです。
概要説明の後、それぞれに柱状図を作成していただくことを最終目標として、各々観察していただきました。

 

まずはコアパックを剥がして、コアの洗浄からです。

 

講師に説明してもらいながら観察の仕方を教わっています。

 

柱状図を作成中は、受講者がいつでも質問できるように、講師陣は巡回しています。

業務で日常的にボーリングコアの観察の機会はあるものの、観察の仕方などを丁寧に教えてもらう時間がない、というのが実情かと思いますので、このような機会が皆様のお役に立てれば幸いです。

 

<アンケート結果>

参加していただいた方々に記入していただいたアンケート結果をお知らせいたします。

 

 

 

平成30年度 現地見学会【結果報告】
11月10日に行われました現地見学会の様子をご紹介いたします。
今年度は、技術交流会(研究発表会)と異なる日程で行いました。天気予報も直前に代わり、雨に降られず最新の研究内容を現場で聞くことのできる貴重なものとなりました。
見学会の講師をしてくださった名古屋大学の竹内先生、(有)風水土の永田さん、また、参加してくださった皆様、ありがとうございました。

<概要>

【11月10日(土)】三重県 松阪駅集合・解散
時間:8:00~16:00
場所:三重県松阪市 櫛川周辺

簡単にですが,当日の様子をご紹介いたします。

 

現地見学会の様子

【stop1】

最初の露頭です。心が洗われる景色の場所でした。
本日の見学会は、stop1、stop2、stop3、stop4の4ヶ所ですが、stop1~3は三波川変成岩を変成度の高いほうから低いほうへと順番に見ていくものです。写真を多めに載せますので、変成の違いもご覧ください。
stop4は、応用地質らしく地すべりの現場です。

 

露頭を前に、竹内先生から最新の研究成果を交えてご説明いただきました。
私が学んだ〇〇年前の知識は古くなっている事が分かりました。
今日のような見学会に参加しなければ、いつまでも古い知識のままでした。現在の仕事に関する知識(私の場合は斜面災害)は、常に最新の情報を得ようとするのですが、専門外ですとそうはいきません。
このような見学会に参加すると、短時間で様々な知識を吸収できるため大変お得です。

 

 

 

 

【stop2】

 

こちらも綺麗な場所でした~

 

現地で質問し、それに対して説明をしていただけるのは大変に貴重です。

ですが。。。。。

上から眺めると、BBQをするでもなく河原に大人が集まっています。
周囲の方からはどのように見えていたのでしょうか。。。。

 

 

 

 

【stop3

こちらもステキです!

 

この地点での説明を一通り聞いた後は、それぞれで見学です。

 

 

 

あまり変成作用が進んでいませんね~

 

【stop4】

こちらは2004年の台風21号により被災した宮川水系の地すべりです。
現在は対策工事も終わっているのですが、被災当時の調査や対策工検討のための調査などのデータも交えて説明していただけました。

 

 

 

 

対岸にも地すべり地形が。。。。。

この辺りは林業が大変に盛んで、標高のかなり高いところでも軽トラックが走っていました。
詳しい方に聞くと、このあたりは伊勢神宮のお宮を建てるための木を育てておられるようです。
そのため、「宮」川と名付けられたんだとか。へぇ~。

 

 

地すべり地を前に参加者で記念撮影をしました。
天候にも恵まれ、大変充実した見学会となりました。

お忙しい中、準備から案内までしていただいた竹内先生、永田さま、本当にありがとうございました。
また、準備をしていただいた役員、参加していただいた皆様、ありがとうございました。

 

(Y.H.)

平成30年度 技術交流会・講演会・意見交換会【結果報告】

技術交流会・講演会・意見交換会ともに無事終了いたしました.
参加いただいた皆様,また運営にご尽力いただいた方々に厚くお礼申し上げます.

当日の様子をご紹介いたします.

【技術交流会】
名古屋大学博物館講義室にて,8編の発表を10~15時の間にしていただきました.
技術交流会では,発表,質疑応答に30分の時間をとってありますので,発表者は「伝えたいこと」を十分に伝えられますし,聴講者は聴きたいことを聴くことができます.

 

吉田支部長の挨拶で開会です.

 

応用地質の未来についてや,珪華の抽出,重金属,湾の環境,干渉SARの活用事例,三波川の土木地質,地質リスク,地層処分,多岐にわたる発表をして頂き,また活発な質疑応答がなされました.

 

【講演会】
「リモートセンシングによる地質・植生・都市の観測」の演題で
山口靖教授(名古屋大学大学院環境学研究科)にご講演していただきました.

衛星によって得られた画像を解析することで,本当に様々なことが分かるということでした.
勉強させていただきました.

 

【意見交換会】
名古屋大学内の「花の木」にて立食形式の意見交換会を行いました.

技術交流会では聞けなかったことや,今後の学会運営方針のヒントなど,食事(お酒?)を前にすることで様々な意見交換が円滑になります.
人脈形成や最新技術の動向を気軽に聞けるといった重要な機会の場です!

 

(Y.H.)

平成30年度 総会・講演会・意見交換会 【結果報告】

平成30年度 日本応用地質学会中部支部 総会・講演会・意見交換会の様子をご紹介いたします。

 

【顧問会】
例年のことですが,総会開催前に顧問会が開催されています。
顧問会では,幹事役員が前年度の学会活動実績や今年度の活動計画を顧問に報告し,それらについて顧問の方々からご意見をいただいております。


顧問会では,若手技術者の育成や技術の伝承などの問題提起がなされました。

 

【総会】
開催日:平成30年5月19日(土) 14:00-15:00
場 所:名古屋大学博物館 講義室

総会では,事業報告,決算報告,事業計画案,予算案などを行いました。

 

術交流会などが参加しやすくなるように,今年度から技術交流会と現地見学会(巡検)の日程を変更する計画案を出し,無事に承認していただきました.

 

【特別講演会】
開催日:平成30年5月19日(土) 15:00-16:30
講 師:吉村 一元 様 (経済産業省・資源エネルギー庁 放射性廃棄物対策技術室長)
    名古屋大学博物館 吉田 英一 (日本応用地質学会 中部支部長)
演 題:地層処分における科学的特性マップの技術的背景
場 所:名古屋大学博物館 講義室
CPD :1.5


講演会の様子です。

 

【意見交換会】

開催日:平成30年5月19日(土) 17:00-19:00
場 所:名古屋大学内 レストラン「グレイグスカフェ」

 

今年度もよろしくお願い申し上げます。

平成29年 を振り返って

今年もあとわずかとなりました。
みなさまにおかれましては,業務や忘年会など多忙な日々をお過ごしのことと思いますが,体調管理には気を付けてお過ごしださい。

さて,応用地質学会中部支部では10月末をもって,今年度の行事を全て無事に終えることができました。
これも多くの方々に支えられてのことです,お世話になった方々に改めてお礼申し上げます。
ありがとうございました。

中部支部では,この一年,以下の活動を行ってきました。
いずれの行事も参加者の方からは,多くのお褒めの言葉をいただいておりますが,反省すべきご意見もいただいております。
いただいたご意見は,来年度以降の活動にできる限り反映させられるよう努めてまいります。

■2017年5月20日(土)
 【中部支部顧問会・総会・講演会・意見交換会】→詳細はこちらを クリック

■2017年6月16日(金)
 【応用地質学講座・地形判読講習】→詳細はこちらを クリック

■2017年7月22日(土)
 【普及活動・親子体験ツアー(都会で化石探検と名古屋市科学館)】→詳細はこちらを クリック

■2017年10月20・21日(金・土)
 【技術交流会・講演会・意見交換会・現地見学会】→詳細はこちらを クリック

 

平成29年度 技術交流会・講演会・意見交換会・現地見学会【結果報告】
10月20日,21日に行われました,技術交流会・講演会・意見交換会・現地見学会の様子をご紹介いたします。
この2日間は雨との予報でしたが両日とも雨に降られることなく,皆様にご協力もあって,どなたもケガをすることなく無事に終えることができました。
ありがとうございました。(文末にアンケート結果を追記 2018年1月20日)

<概要>

【10月20日(金)】富山県民会館
技術交流会:13:10~15:45(6編の発表をしていただきました)
講 演 会:15:55~16:55
演題:ジルコンという鉱物から見た日本列島形成の歴史
意見交換会:17:00~19:30頃

【10月21日(土)】 富山駅南口周辺集合・解散
現地見学会:8:00~18:00
場所:立山室堂周辺

簡単にですが,当日の様子をご紹介いたします。

 

■技術交流会の様子

日本応用地質学会 中部支部長 吉田教授の挨拶で開幕です。

 

技術交流会・発表の様子です。多くの方にお越し頂き活発な議論を交わして頂きました。
技術交流会では,質疑応答の時間を多めに取ることで,参加者の知見を広げられるよう工夫しております。

 

■講演会の様子

「ジルコンという鉱物から見た日本列島形成の歴史」とい演題で,富山大学の大藤教授(日本地質学会 中部支部長)よりお話しいただきました。

ジルコンという鉱物(砂粒)を利用して,日本列島の形成について考察するというお話しでした。
もちろんジルコンという鉱物だけに頼って考えるのではなく,地質構造,岩石などなど,幅広い分野にまたがって日本列島形成の歴史を考察し,そこにジルコンの年代測定値を考慮するという,時間的・空間的に大変大きなスケールのお話しをしていただきました。

(ちなみに,大藤先生は私の恩師でございますが,学生時代にはこのような大きなスケールの研究をされていることは理解できず....
自分の勉強不足を痛感いたしました)

今回の技術交流会等につきましては,日本地質学会 中部支部に後援いただく初のイベントとなりました。その記念すべきご講演に,日本地質学会中部支部長の大藤先生をお迎えできたことは大変,光栄なことでした。

大藤先生,貴重なお話しをありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

 

■意見交換会の様子

日本応用地質学会 中部支部副支部長の奥村氏より乾杯のご挨拶をいただきました。

 

美味しい料理・お酒を囲んで,交流していただきました。

 

締めのご挨拶は,日本地質学会中部支部長の大藤教授にお願いいたしました。

余談ですが,写真奥にポスターが見えます。これはポスターなどを話のネタにしていただき,交流を深めたり議論を交わしたりしていただくために掲示したものです。

 

【技術交流会・講演会のアンケート結果】 (2018年1月20日追記)

◎技術交流会・講演会を何で知ったか?
  1.クチコミ……………………………39%
  2.日本応用地質学会中部支部ML…28%
  3.中部支部ホームページ……………17%
  4.地質学会からの案内………………11%
  5.中部地質調査業協会ML…………5%
             (ML=メーリングリスト)
◎参加した感想
  1.役に立った………70%
  2.まあ役に立った…30%

参加していただくことで,「何かしらの役に立った」という感想をもっていただいたようで本当に良かったです。


■現地見学会の様子


立山火山の噴出物を前に,石崎准教授にご説明頂きました。

 

火山噴出物から想定される当時の噴火の様子など興味深いお話しをしていただきました。
立山火山は,最近の火山活動の様子から,常時観測対象火山となっています。
火山災害を減災するために,地質学・応用地質学は欠かせないものとなっていることを再認識しました。
また,このような技術交流会や現地見学会に参加することで,通常業務では学ぶことのできないことを学ぶことができ,大変重要な機会であると思いました。
学会員になることは会費以上に得られるものがあります。Priceless!

 

室堂平ではみなさんで記念撮影をしました。
台風の影響が心配されましたが,帰路につくまで雨に降られることはありませんでした。
これも参加して頂いた皆様,準備して頂いた幹事の方々の日頃の行いが良かったおかげかと.....

石崎先生,お忙しい中,ご案内していただき本当にありがとうございました。

 

参加頂いたみなさま,本当にお疲れ様でした。
ありがとうございました。

 

【現地見学会についてのアンケート結果】 (2018年1月20日追記)
◎現地見学会を何で知ったか?
  1.日本応用地質学会中部支部ML…46%
  2.クチコミ……………………………38%
  3.地質学会からの案内………………8%
  4.中部地質調査業協会ML…………8%
             (ML=メーリングリスト)
◎参加した感想
  1.役に立った………100%

 現地見学会については,全員が「役に立った」という感想をもっていただきました。
 御嶽山の噴火を契機に火山活動に対する社会の関心が非常に高まりました。それにともない火山に関する専門知識を持った地質技術者のニーズが高まってきています。。
 しかし,業務で火山に携わることは大変に希であるため,今回のような現地見学会は参加者にとって大変有益なものとなったのではないかと思います。あくまで推測ですが,その結果がアンケートに表れたのではないでしょうか。
 今後も,技術交流会や現地見学会,講習会では最新技術や世の中のニーズに見合ったものを開催していきたいと思いますので,引き続きよろしくお願いいたします。

(Y.H.)

平成29年度 普及活動:親子体験ツアー【結果報告】

7月22日に行われました親子体験ツアーの様子をご紹介いたします。
当日は暑い中,多数の方々にご参加いただきましてありがとうございました。関係者一同お礼申し上げます。

(アンケート結果を最下部に追記しました。2017年7月26日)

 

【概要】
開催日時:平成29年7月22日(土)9:30~14:00
場 所:名古屋市内~名古屋市科学館
講座名:夏休み親子体験ツアー(都会で化石探検と名古屋市科学館見学)
講 師:氏原 温 (名古屋大学大学院環境学研究科准教授)
    西本 昌司 (名古屋市科学館主任学芸員)
    一般社団法人日本応用地質学会中部支部役員
参加者:10組 25名
内 容:都市部の建築物にはさまざまな石材が用いられています。本ツアーでは、これらの石材に用いられている岩石の種類や、石材表面に見つけることのできる珍しい化石などの観察を通して、地球の歴史や地学について興味を持ってもらうものです。


【スケジュール】
9:30 ~      中部電力 東桜会館前集合 (許可申請済)
9:40 ~ 10:10   東桜会館での観察
10:10 ~ 11:00 移動しながら化石観察(栄オアシス21)
11:00 ~ 13:00 栄周辺ビルの化石探検(化石写真撮影)
13:10 ~ 14:00 名古屋市科学館にて,講師の講演および観察成果報告など
14:00 ~      解散,各自名古屋市科学館で見学

 

【当日の様子】

東桜会館前に集合していただき,日本応用地質学会中部支部長の挨拶で開幕です。

 

みなさんに諸注意や,スケジュールなどをご案内し,いざスタート!!

 

この白い壁の中にも,よ~く探せば化石が入ってます!
山奥へ行かなくても化石が探せるなんて,ちょっと不思議な感じですが,よく考えると,人間の生活は自然界にあるものの形を変えて利用しているものばかりなので当たり前と言えば当たり前ですね。
ただし,どこの石材にも化石が入っているわけではありません。例えば,マグマが地下で冷えて固まってできるような岩石には化石は入ってません。熱いマグマの中で生きていられる生物はいませんから。

 

テレビ愛知さんが取材に来てくださいました。

 

オアシス21周辺での探索と写真撮影です。
普段は気にすることの無い足下を一生懸命観察していますね~。

 

このようなビルの中の石材でも化石を見つけることができるんです。

 

このビルの周辺にお勤めかお住まいの方は,場所がお分かりでしょうか。
ここへ行く機会があれば,探してみてくださいね。
指を指しているところに,何があるのか???

 

午後からは,名古屋大学の氏原准教授に,街中で発見した化石についてご説明いただきました。
また,名古屋市科学館主任学芸員の西本昌司博士からは,化石の楽しいお話しを聞かせていただきました。
場所は,名古屋市科学館の一室です。

 

これはアンモナイト?! こんな化石も見ることができるんですね~
参加者の方に撮影していただいた写真について,どんな化石であるか,いつの時代の化石か,などの説明をしていただきました。

 

変わった形の化石ですね~
みなさんが撮影された化石についての説明が終わったら,その後は名古屋市科学館内にて解散し,各自で館内を見学していただきました。
夏休みのはじめでしたので自由研究の題材になったり,化石や地学などに興味を持ったりするきっかけとなっていただければ幸いです。

 

最後は流れ解散になってしまうこともあり,朝の集合時にみなさんで写真撮影いたしました。
参加者の皆様,本日は暑い中,親子ツアーにご参加いただき,誠にありがとうございました。
また,この日のために日頃の業務や研究の合間を縫って準備していただいた学会役員の皆様,お疲れ様でした。

(7月23日)

 

【親子ツアーに参加された方のアンケート結果】 (2017年7月26日 追記)

親子ツアー終了後,参加していただいた方々にアンケートにご協力いただきましたので,その結果の一部をご紹介いたします。
アンケートは,参加の動機や感想,参加費について,などをお伺いしました。

 

 

おおむね好評なご意見をいただきましてありがとうございました。
また,下記のようなご意見も頂きました。

・化石を掘ってみたい
・いつもの街が変わって見えた
・子供の自由研究にと参加したが,親の方が楽しかった
・スタッフの数が多く分かりやすかった
・化石のおみやげも含め,子供が楽しめた
・たくさん歩いて疲れた
・他にも場所を増やして欲しい
・昆虫の化石が見たい

いただいたご意見のうち,次回に反映させられるものは検討させていただきます。

来年度は,夏に【瑞浪市での化石発掘】を予定しております。
興味をお持ちの方は,ぜひご参加いただきますようお願いいたします。

(Y.H.)

平成29年度 応用地質学講座 【結果報告】

開催日時:平成29年6月16日(金)10:00~17:00
場 所:名古屋大学博物館 講義室
講座名:応用地形判読講習会(座学および実体視鏡での観察)
講 師:梅本和裕(中部支部,国際航業(株))
    小野田 敏(本部・応用地形研究部会,アジア航測(株))
    小林 浩(本部・応用地形研究部会,朝日航洋(株))
    永田秀尚(中部支部・応用地形研究部会,(有)風水土)
CPDH:5.0
参加者:会員40名

今年度は,初心者向けの地形判読技術の講習を行いました。
地形判読技術は,地形図を読図することで地面の下の情報を推測することができるというものです。
近年は「応用地形判読士」資格の設立など,その重要性を再認識する動きが高まってきているようです。
ですが,業務として地形判読を行うことが少なく,また地形判読技術者も少ないために,学ぶ機会の少ない若手技術者の育成ということで,今回の講習の題目といたしました。
講習会参加の募集を開始してから10日ほどで定員に達したことからも,注目の高さがうかがえました。
今回は地形判読に長けた講師陣のもと,実技を取り入れた講習を行いましたので,その様子を紹介いたします。

 

【本日のスケジュール】

10:00 ~ 10:20 はじめに

10:20 ~ 12:00 2.5万分の1地形図の判読

12:00 ~ 13:00 昼休み

13:00 ~ 14:55 空中写真判読

14:55 ~ 15:05 休憩

15:10 ~ 16:40 高精度地形図の判読

16:00 ~ 17:00 まとめ・質疑応答

17:30 ~ 交流会

 

吉田支部長の挨拶で開会です。

 

2.5万分の1地形図の判読です。まずは講義を受けていただきました。

 

講義の後,実際に地形図の読図を行っていただきました。
実技中は講師の方が巡回し,疑問点などがすぐに質問できる状況で行っていただきました。。
(個人的には,このように恵まれた環境で地形判読が学べる参加者の方々が大変羨ましかったです!)

 

お昼休み後は,空中写真判読の講義と判読でした。
空中写真判読は,反射実体視鏡を用いることや裸眼での立体視ができるかどうかをふまえ,机の配列と参加者の座席を変更していただき,実技を行って頂きました。

 

空中写真は,立体視をするときに並べる方向や向きがあるという基本的なことも学んで頂きました。

 

さて,本日の最終講義は「高精度地形図の判読」です。
昨今,航測会社さんが「いかに見やすい地形図を作るか」ということに注力して頂いております。
そのおかげで,様々な地形を読み取りやすい地図ができてきており,その中の一つを用いて講義を行って頂きました。

 

地形判読に関する基本的な講義と実技をおこなっていただき,あっという間に終了の時間となりました。
中には,実技の時間が物足りなくて二日間やっていただきたいとの声もあり,企画・運営側としては大変嬉しいお言葉であったとともに,裏を返せば時間が足りなかったのかな,と反省いたしました。

参加してくださった方々にはお礼を申し上げるとともに,是非とも今後の業務に活かして頂けるようお祈りいたします。

また,お忙しい中,講習会の資料を準備し,講師を引き受けてくださった講師の先生方には厚くお礼申し上げます。

加えて,会場の手配,実体視鏡の準備等々に奔走して頂いた中部支部役員の方々,本当にお疲れ様でした。

 

さて,こういった講義の場ではどうも質問しにくい,もう少し講師の方にお話を伺いたい,という事もあるかと思い,今回は懇親会を開催することにいたしましたので,その様子もお知らせいたします。

 

吉田支部長に乾杯の音頭を取って頂きました。
たくさんの若手技術者に参加して頂き,本当にありがとうございました。

 

さて,お気づきの方もおられるかもしれませんが,懇親会の会場や講義室の壁には何枚かのポスターが掲示されています。
これらは講師の方々が学会発表されたポスターや,地形に関する最近のポスターです。

懇親会では,このポスターの解説や議論をしていただき,さらに地形に関する知識を習得できるようにしてみました。

実は,このポスターで取り上げられている場所(地形)は,本日の講習会の題材として取り上げられたものもあり,基本から最新の研究結果まで学べるようになっていたんです。(工夫して頂いた講師の先生,ありがとうございました!)

このように,1日という短い時間ではありましたが,受講者の方々には内容の濃い1日になれば,と思い準備いたしました。
今後は,アンケート結果などをふまえ,より魅力的な講座にしていきたいと考えておりますので,よろしくお願いいたします。

 

【アンケート結果】(6/24追記)

講習会の参加者に記入して頂いたアンケート結果の一部を掲載いたします。

おおむね好評という結果になりましたが,「もう少し時間が欲しかった」などのご意見もあり,今後の企画に反映させていきたいと思います。
アンケートにご協力頂きまして,ありがとうございました。

(Y.H)

平成29年度 総会・講演会・意見交換会 【結果報告】

平成29年度 日本応用地質学会中部支部 総会・講演会・意見交換会の様子をご紹介いたします。

 

【顧問会】
例年のことですが,総会開催前に顧問会が開催されています。
顧問会では,幹事役員が前年度の学会活動実績や今年度の活動計画を顧問に報告し,それらについて顧問の方々からご意見をいただいております。

顧問会の様子です。
顧問会を実施することで,運営に携わる幹事が気付かなかった点や今後の方針などについてご指摘やご助言をいただき,学会員へのサービス向上や,より良いアウトリーチ活動につなげることができます。

 

【総会】
開催日:平成29年5月20日(土) 14:00-15:00
場 所:名古屋大学博物館 講義室

総会では,事業報告,決算報告,事業計画案,予算案などを行いました。

 

総会の様子です。

 

【特別講演会】
開催日:平成29年5月20日(土) 15:00-16:30
場 所:名古屋大学博物館 講義室
講 師:長谷川 修一 教授 (香川大学工学部)
テーマ:変動帯の応用地質学

 

日本応用地質学会会長を経験された,長谷川教授に講演していただきました。(以下,7/5に加筆修正)

講演内容
1. 地質調査業界を取り巻く状況
2. これから国難(国家的危機)が日本を襲う。応用地質学の使命は?
3. 変動帯の応用地質学ー西南日本外帯ー
4. 変動帯の応用地質学ーヒマラヤー
5. 危機をチャンスに:アウトリーチと国際化

講演の中で長谷川教授は,以下のことをおっしゃっておられました(抜粋)
■応用地質学(地質工学)は、地質学の知識や考え方をベースに他の分野の技術も活用して、社会の抱える問題を解決することを目指す科学技術である
■経験を超えた自然災害に対処するには、時間軸を長く設定し、想定外の自然災害を少なくする努力を続ける必要がある
■経験と理論だけでなく、地球の歴史に学ぶ賢者の工学への発展を期待している
■アウトリーチ(防災まち歩き、ジオパーク活動など)は、学会・支部の社会的評価を高め、
 未来の後継者を発掘するために不可欠である

講演会の様子です。

高い視点,広い視野でのお話しであり,我々地質技術者が,これから果たさなければならないことを
学ばせて頂きました。
ありがとうございました。(加筆修正ここまで)

 

【意見交換会】

開催日:平成29年5月20日(土) 17:00-19:00
場 所:名古屋大学内 レストラン「花の木」

今年度の活動を始めるにあたり,和やかな雰囲気の中,様々な意見交換を行いました。

 

今年度もよろしくお願い申し上げます。

(Y.H)

平成28年度 活動終了報告

今年の活動は,5月の総会に始まり,7月の講習会,10月の普及活動と技術交流会でした。普及活動では,河原での化石発掘体験が川の増水により実施できなかったこと,そして技術交流会では見学先の都合により現地見学会が実施できなかったことが残念でした。
しかし,普及活動については支部役員や関係者の方のご協力により,化石発掘作業を実施することができ,参加者の方々からも「満足」とのアンケート結果を得ることができました。
また,その他の活動についても参加者の方にアンケートにご協力いただいているのですが,改善すべきご指摘もあったものの,おおむね満足できたという記入が多かったです。
活動にご協力いただいた方々に御礼申し上げます。ありがとうございました。


先日の役員会では,上記のような活動の反省もおこないつつ,すでに来年度の計画について話し合いが行われました。来年度の活動については,詳細が決まり次第,HPでご紹介いたします。
そして,一年の反省もしたところで,一足先に忘年会を行いました。
忘年会では,真面目な話からプライベートな話まで,様々な会話で盛り上がりました。日常生活や通常業務を行っているだけでは,知り合うことのなかったであろう方たちと,このように楽しく過ごせるのは学会に入ったからです。学会に入会すると,様々な面でプラスになることばかりですのでお勧めです!


ちなみに,忘年会の会場は,「塚田農場」さん。ここでは,参加者一同が店員さんの気配りに感動し,一年を締めくくるのに相応しい忘年会をさせていただきました。ありがとうございました!料理もとてもおいしかったです!!
女性店員さんが持っているお皿は,我々の一年を労って書いていただいたものです。その他にも色々とお気遣いただき,感動のあまり記念撮影をお願いしました。
(本来なら私が一緒に撮影してもらいたかったのですが,Fさんにその座を奪われてしまいました。ですが,彼はこの一年,学会のために大変活躍していただいたので,涙を飲んでその座を譲りました)


Y先生も喜んでました!


みなさま,本当にお疲れ様でした。良いお年をお迎えください。

(Y.H)

平成28年度 技術交流会・講演会・意見交換会【結果報告】

技術交流会・講演会・意見交換会ともに無事終了いたしました.
参加いただいた皆様,また運営にご尽力いただいた方々に厚くお礼申し上げます.


昨年度までは「研究発表会」と題しておりましたが,今年度より「技術交流会」と名称変更し,ディスカッション時間を増やしました.
そのため,活発な議論を交わすことができました.
また,発表者も学生からベテランまで幅広かったため,様々な方に充実したものとなりました.
当日の様子を簡単にご紹介いたします.

開会の挨拶:日本応用地質学会 中部支部長より
参加人数は30名程度でした.

 

基調講演の様子.日本応用地質学会 脇坂会長に基調講演をしていただきました.
演題は「地質におけるリスクと観察の理論負荷性」です.大変興味深いお話しでした.ありがとうございました.

 

技術交流会:発表・質疑応答の様子.今回は6編の発表をしていただきました.

 

講演会・技術交流会が終わった後は,意見交換会を行いました.
和やかな雰囲気の中,所属の違う技術者が様々な意見を取り交わしました.
これは,応用地質学の発展のために大切な時間です.

(Y.H)

平成28年度 普及活動:親子体験ツアー【結果報告】

平成28年度 日本応用地質学会中部支部主催・名古屋大学博物館共催 親子体験ツアー 化石を探そう!化石鑑定団! 当日の様子をご紹介します.
10:00 JR中央線 瑞浪駅北口集合 → バス登場時に受付を行いました化石採取場所は河原なのですが,前日までの雨のために川が増水しており,予定していた河原での化石採取ができませんでした(採取地を管理されているのは瑞浪市化石博物館さんです.安全のために河川の水量によって中止基準が設けられています).

現地での化石採取ができなかったため,予定を変更し,まずは瑞浪市化石博物館を見学することにしました.ここでは地層に化石が埋まっている様子を,自然に近い状態で観察できるように工夫されたトンネルが掘ってあります.どのように工夫されているかというと,化石がたくさん埋まっている地層がトンネルの天井になるように掘られているのです.まるで夜空に星空が浮かぶように化石を見ることができます.

ホントに星空のように見えるのは私だけでしょうか.

 

写真右の方(日本応用地質学会 中部支部長 名古屋大学 吉田教授)が傘で指している辺りにある白いツブツブが化石です.主に二枚貝(アサリとかシジミとかホタテのような形)の化石ですが,巻き貝や植物の化石も見られます.トンネルで化石を堪能した後は,瑞浪市化石博物館の館内に移動しました.

 

博物館入り口ではこんな大きなアンモナイトがお出迎えしてくれました.

 

瑞浪市周辺の地層についての展示物を前に,地質の概要説明.このあと,11:20頃まで博物館を自由観覧していただきました.

 

その後,実際の地層を前にして地層のお話を聞きました.

12時前には,瑞浪超深地層研究所に移動し昼食.
13時前より,実際に石を割って化石を見つける作業を行っていただきました.

 

ハンマーやタガネを使って石を割るので,まずは説明を受けて....

 

その後は,大人も子供も一生懸命,化石発掘を体験していただきました~.

 

状態の良い化石,はっけ~ん!!

 

「ここ割ったら,化石が出てきそうだよ~」親子で楽しみながら発掘体験していただき,掘り出した化石は鑑定作業をするために,屋内へ移動.

 

配付された資料と見比べて,「この化石はどれかな~?」

 

鑑定した化石は,名古屋大学の氏原准教授(写真中央:黄色いシャツの方)に鑑定していただきました.
さて,自分の鑑定結果と同じになるか?!
鑑定作業は14:30頃までで終了し,名古屋大学大学院生の村宮さんから,化石の代名詞ともいえる「アンモナイト」のお話しをにしていただきました.

 

北海道では,アンモナイトは丸い塊の中に入っていることが多いんだそうです.

 

今回は河原での化石採取ができませんでしたので,「おわび」というわけではございませんが,アンモナイトの化石を子供達に一つずつプレゼントさせていただきました.

 

最後はそれぞれで採取した中で一番良いと思った化石をスクリーンに映していただき,氏原准教授にコメントをいただきました.
15時に終了し,バスに乗って瑞浪駅で解散しました.
(化石鑑定作業後,後片付けをしていただいた支部役員の方々,ありがとうございました)

 

今回は,河川の増水のため河原での化石採取をすることができなかったのが大変残念でしたが,みなさんがケガをすることなく終えることができましたので,主催者一同ホッとしております.
参加していただいた皆様,この度はありがとうございました.

 

天候に恵まれて,河原での採取ができれば下の写真のようになります.(写真は平成26年のものです)

 


次回開催予定は平成30年度です.
開催の詳細などは,当HPでお知らせいたしますので,興味を持たれた方はHPをご覧になっていただければと思います.


応用地質学会中部支部では,このような活動を通して一般の方々や子供達が,地学に興味を持っていただけるようにしております.
地学教育の普及は,自然災害に対する知識の向上や減災につながります.

今後もこういった活動を続けていきますので,よろしくお願いいたします.

 

【参加者の方へのアンケート結果】
参加していただいた方々にご記入いただいたアンケート結果をお知らせいたします.
おおむね好評なご意見をいただきました.
ありがとうございました.

 

(Y.H)

平成28年度 普及活動:親子体験ツアー

開催日時:平成28年 10月 1日(土) 10時集合 16時解散
テーマ:「化石を探そう! 化石鑑定団!」
内 容:採取許可地にて化石(主に貝類)採取をし,採取した化石を同定(生物の分類上の所属・種名などを決定すること)します.採取した化石については専門家に説明を受け,持ち帰ることができます.
場 所:岐阜県瑞浪市
※ 小雨決行ですが,天候などの状況により内容変更があります
参加費:大人 1,000円 子供 500円

平成28年度 応用地質学講座【結果報告】

開催日時:平成28年7月15日(金)11:00~16:30
場 所:名古屋大学博物館 講義室
講座名:構造物基礎における岩盤分類の考え方について
    (座学およびボーリングコアの観察)
対 象:初級者(若手地質・土木技術者)
講 師:江口 貴弘(岩盤分類再評価研究小委員会(第二期)
    都築 孝之(同上)
CPDH:4.0 

参加者:会員35名,非会員5名

 

今回の講座は,関心の高い内容であったことや,メーリングリストを使ったお知らせということもあり,募集から3日で定員に達しました。
加えて,キャンセル待ちの方が5名おられたということで,関係者一同,感謝するとともに募集からもれてしまった方々に申し訳なく思っております。また,参加してくださった皆様にはお礼申し上げます。

当日の様子は以下の写真でご覧ください。

 

都築講師による講義

 

江口講師による講義

 

座学の様子

 

コア観察実習状況1

 

コア観察実習状況2

 

参加者からのアンケート結果はおおむね好評でした。

ありがとうございました。

(Y.H)

平成28年度 応用地質学講座

開催日時:平成28年7月15日(金)11:00~16:30
場 所:名古屋大学博物館 講義室
講座名:構造物基礎における岩盤分類の考え方について
    (座学およびボーリングコアの観察)
対 象:初級者(若手地質・土木技術者)
講 師:江口 貴弘(岩盤分類再評価研究小委員会(第二期)
    都築 孝之(同上)
CPDH:4.0 希望者は「GEO・Net」での登録をお願いいたします.
受講料,申し込み方法等は こちら をご覧ください
定 員:40名 (先着順とし,定員になり次第締め切らせていただきます)


平成28年度 技術交流会・講演会・意見交換会

総会

【日時】5月25日(土) 13:30~14:30

【場所】岐阜大学サテライトキャンパス

特別講演会

【日時】:5月25日(土) 14:30~17:30

【場所】岐阜大学サテライトキャンパス

【講演(1)】

講師:大谷 具幸 先生(岐阜大学工学部)

講演タイトル:「地中熱利用の現状と技術的課題」

【講演(2)】
講師:舟木 泰智 先生(日本原子力研究開発機構)
講演タイトル:「東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故に係るJAEAの取り組み
            -環境中の放射性物質の動態調査および除染-」

意見交換会

【日時】5月25日(土) 17:40~19:30
【場所】ラ・ローゼ・プロヴァンス

総会・特別講演会・意見交換会報告書(PDFファイル

平成28年度 総会

総 会

開催日:平成28年5月14日(土) 14:00-15:00

場 所:名古屋大学博物館 講義室 特別講演会

開催日:平成28年5月14日(土) 15:00-16:30

場 所:名古屋大学博物館 講義室

講 師:中野正樹教授(名古屋大学大学院工学研究科 社会基盤工学専攻 地盤工学講座)

テーマ:新東名高速道路 豊田東JCT-浜松いなさJCTにおける建設発生土対策

意見交換会開催日:平成28年5月14日(土) 17:00-19:00

場 所:名古屋大学内 レストラン「花の木」

特別講演会・意見交換会は,応用地質学会員および共催の地盤工学会中部支部,中部地質調査業協会,建設コンサルタンツ協会中部支部会員向けの企画です.


平成27年度 応用地質学講座

応用地質学講座
【日時】 10月2日(金)10:00-15:00
【場所】 岐阜県丸山ダム湖畔
【テーマ】 斜面の土木地質的な見かた

平成27年度 応用地質学会 研究発表会

研究発表会
【日時】 9月17日(金)10:00-14:00
【場所】 名古屋国際会議場 2号館

特別講演会 (全地連技術フォーラム合同開催)
【日時】 9月17日(金)16:10-17:30
【場所】 名古屋国際会議場 2号館
【講師】 基調講演1:金田義行特任教授(名古屋大学減災連携研究センター)
     基調講演2:野田利弘教授(名古屋大学減災連携研究センター研究連携部門)
【講演タイトル】
     基調講演1:南海トラフ巨大地震の備える科学・技術
     基調講演2:外水位が大規模河川堤防の地震時挙動に及ぼす影響に関する
                          空気~水~土骨格連成有限変形解析

意見交換会
【日時】 9月17日(金)18:00-19:30
【会場】 名古屋国際会議場 4号館 白鳥ホール

平成27年度 普及活動

【日時】 7月25日(土) 9:30~15:00
【場所】 名古屋市中心部
【テーマ】 都会で化石探検と名古屋市科学館見学!

平成27年度 普及活動:親子体験ツアー【結果報告】

親子体験ツアーの状況をお知らせいたします。

【日 時】 7月25日(土) 9:30~15:00
【場 所】 名古屋市内~名古屋市科学館
【対 象】 小中学生と保護者
【講 師】 氏原 温 准教授 (名古屋大学大学院環境学研究科)
      西本 昌司主任学芸員(名古屋市科学館)
【テーマ】 都会で化石探検と名古屋市科学館見学!
【参加者】:36 名 (子供:12 名、保護者:13 名
【参加費】:子供1,000 円、大人1,500 円
【行 程】 9:30~10:10 東桜会館集合・外壁観察
        ↓
      10:10~11:00 徒歩で栄へ移動、途中、観察
        ↓
      11:00~13:00 スタンプラリー(途中、昼食)
        ↓
      13:10 名古屋市科学館集合
        ↓
      13:30~14:30 観察成果報告・講評
        ↓
      14:30 解散 →特別展「錯覚体験ふしぎワールド!」 

 

当日の様子をすこしだけ紹介させていただきます。

集合していただいた後は,各チェックポイントをまわっていただき,石材の中の化石探しをしていただきます。

街中で化石を探すなんて,なかなかできないことですよ~。

見つけた化石は写真撮影していただきます。

 

街中で撮影していただいた化石は,室内でプロジェクターに映し出して,講師の先生からどのような化石であるかの説明をしていただきます。

 

最後は,みなさんで記念撮影していただきました。

簡単ですが,当日の状況をお知らせさせていただきました。

(Y.H.)

平成27年度 総会

顧問会
【日時】 5月30日(土)13:00-14:00
【場所】 名古屋大学博物館 講義室

総会
【日時】 5月30日(土)14:00-15:00
【場所】 名古屋大学博物館 講義室

特別講演会
【日時】 5月30日(土)15:00-16:30
【場所】 名古屋大学博物館 講義室
【講師】 山岡耕春 教授(名古屋大学大学院環境学研究科地震火山研究センター)
【講演タイトル】御嶽山の火山活動と防災の課題

意見交換会
【日時】 5月30日(土)
【場所】 レストラン「花の木」


平成26年度 応用地質学会 研究発表会

研究発表会
【日時】 10月17日(金)10:00-15:00
【場所】 石川県文教会館大会議室

特別講演会
【日時】 10月17日(金)15:10-16:40
【場所】 石川県文教会館大会議室
【講師】 塚脇 真二 先生(金沢大学教授)
【講演タイトル】アンコール世界遺産の開発と保全に関わる諸問題 ーこの20年を振り返ってー

意見交換会
【日時】 10月17日(金)18:00-20:00
【会場】 金沢城公園内 河北門

現地見学会
【日時】 10月18日(土)
【場所】 金沢城公園内石垣めぐり 戸室石の石切丁場跡

研究発表会報告(PDFファイル

平成26年度 普及活動

【日時】 9月6日(土)
【場所】 瑞浪市土岐川河原、瑞浪市化石博物館、地域交流センターときわ
【テーマ】 化石を探そう!化石鑑定団!

普及活動報告書(PDFファイル

平成26年度 応用地質学講座

応用地質学講座
【日時】 6月13日(金)10:00-16:30
【場所】 名古屋大学博物館 講義室
【テーマ】 地下水の調査解析方法

応用地質学講座(PDFファイル

平成26年度 総会

顧問会
【日時】 5月17日(土)11:00-12:00
【場所】 岐阜市文化産業交流センター じゅうろくプラザ会議室

総会
【日時】 5月17日(土)14:00-15:00
【場所】 岐阜市文化産業交流センター じゅうろくプラザ会議室

特別講演会
【日時】 5月17日(土)14:30-17:30
【場所】 岐阜市文化産業交流センター じゅうろくプラザ会議室
【講師】 岡田 篤正 先生(京都大学名誉教授)
【講演タイトル】活断層・地震・自然災害 ー中部日本の事例からー

意見交換会
【日時】 5月17日(土)18:00-20:00
【場所】 ラ・ローゼ・プロヴァンス

総会・特別講演会・意見交換会報告書(PDFファイル

平成25年度 応用地質学会 本部 研究発表会
研究発表会
【日時】 10月24日(木),25日(金)
【場所】 名古屋大学 野依記念学術交流館
  〒464-8601 名古屋市千種区不老町

意見交換会
【日時】 10月24日(木)17:30頃から予定
【会場】 名古屋大学生協(南部食堂)
  〒464-0814 住所 名古屋市千種区不老町1

見学会
【日時】 10月26日(土)
【場所】 岐阜県東濃地域の地下環境(日本原子力研究開発機構瑞浪超深地層研究所および御嵩町亜炭鉱廃坑)の見学

本部研究発表会報告(PDFファイル
平成25年度 普及活動

【日時】 7月27日(土)
【場所】 名古屋市中心部
【テーマ】 都会で化石・深海探検

普及活動報告書(PDFファイル

平成25年度 総会

総会

【日時】5月25日(土) 13:30~14:30

【場所】岐阜大学サテライトキャンパス

特別講演会

【日時】:5月25日(土) 14:30~17:30

【場所】岐阜大学サテライトキャンパス

【講演(1)】

講師:大谷 具幸 先生(岐阜大学工学部)

講演タイトル:「地中熱利用の現状と技術的課題」

【講演(2)】
講師:舟木 泰智 先生(日本原子力研究開発機構)
講演タイトル:「東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故に係るJAEAの取り組み
            -環境中の放射性物質の動態調査および除染-」

意見交換会

【日時】5月25日(土) 17:40~19:30
【場所】ラ・ローゼ・プロヴァンス

総会・特別講演会・意見交換会報告書(PDFファイル