日本応用地質学会 東北支部
「平成22年度 総会および特別講演」

 去る5月28日(金)に開催された「日本応用地質学会東北支部 平成22年度 総会・特別講演・討論会」の簡単なレポートです。
 場所はせんだいメディアテーク7F スタジオシアターにて午後1:30から時間通り開催いたしました。


1.総会

 総会は110名の出席数(参加人数:35名、委任状:75名)となり、「日本応用地質学会東北支部規定」第15条の正会員の5分の1以上の出席となり(支部会員総数161名、平成21年4月末日 事務局登録より)、無事会が成立いたしました。
 平成21年度活動報告ならびに会計報告、平成22年度活動計画および予算案が可決されました。また、続いて支部長の交代など大きな変更があった支部役員(案)についても承認されました。

     

総会の様子(議長は太田支部長)

2.特別講演

 総会に続いて、太田 保 氏((株)復建技術コンサルタント)による特別講演が行われました(参加47名)。
 「失敗事例に学ぶ−我が技術者人生40年を振り返って」と題した講演をしていただきました。
 太田氏の技術者としての40年間の経験から言える技術者像などを講演していただきました。 そして、主題でもある失敗事例については、具体的なダムやトンネルなどの経験談から、どのようなケースで失敗が起こるのかなどを説明していただきました。
 同じ失敗を繰り返さないために、このような経験談を聞くことができ非常によかったと思います。

 

  特別講演をする太田氏

3.討論会

 特別講演の後には、太田氏の特別講演のタイトルでもあった失敗事例についての討論会を行いました(参加46名)。
 司会である小林代表幹事から2〜3の例を挙げてもらい、会場から意見や、そのほかの事例などを紹介してもらう形で討論会を進めました。内容についてはオフレコということで、ここには書くことはできませんが、今後業務を行う上での貴重なお話を聞くことができました。
 


討論会の様子

4.懇親会

  総会・特別講演終了後に、場所を移して懇親会を開きました(参加32名)。質問や討論会の続きなど、交流を深めました。
 最後は、東北支部恒例となった、橋本支部長による「伊達の一本締め」で会を締めくくりました。

 


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