平成30年度(2018)技術交流会・講演会・意見交換会【結果報告】
技術交流会・講演会・意見交換会ともに無事終了いたしました.
参加いただいた皆様,また運営にご尽力いただいた方々に厚くお礼申し上げます.
当日の様子をご紹介いたします.
【技術交流会】<概要>
期 日:平成30年6月22日 (金) 10:00~15:00
会 場:名古屋大学博物館 講義室
プログラム:
- 10:05~10:35 応用地質学の立ち位置と課題
○永田 秀尚((有)風水土) - 10:35~11:05 長野県 中坊温泉における珪華の形成過程について
○増田 雄一(川崎地質株式会社) - 11:05~11:35 長尺ボーリングを想定した重金属溶出判定可否の検討
○山田 優子(国際航業株式会社) - 11:35~12:05 大分県守江湾の底質環境の評価と時間空間的変化
○高橋 潤(川崎地質株式会社)
12:05~13:00 休 憩(55 分) - 13:00~13:30 衛星SARデータによる地すべり変動の検出
○鬼頭 雄也(中部地下開発株式会社) - 13:30~14:00 三波川結晶片岩の地質構造とその土木地質的特性
○伏木 治(サンコーコンサルタント株式会社) - 14:00~14:30 地質リスクマネジメントに関する話題
○藤原 協(国際航業株式会社) - 14:30~15:00 地層処分 -基本的考え方と地球科学的課題-
○吉田 英一(名古屋大学博物館)
技術交流会では,発表者が「伝えたいこと」を十分に伝えられるように,また,聴講者は「聴きたいこと」を十分に聴くことができるように,発表・質疑応答の時間は30分としてあります.また,少々の時間オーバーも許容しフランクな場としています.
吉田支部長の挨拶で開会です.
応用地質の未来についてや,珪華の抽出,重金属,湾の環境,干渉SARの活用事例,三波川の土木地質,地質リスク,地層処分,多岐にわたる発表をして頂き,そして活発な質疑応答がなされました.
【講演会】
「リモートセンシングによる地質・植生・都市の観測」の演題で 山口靖教授(名古屋大学大学院環境学研究科)にご講演していただきました.
衛星から得られた画像を解析することで,本当に様々なこと(地質,植生 etc)が分かるということでした.広域的な調査には非常に有効な手段だということを勉強させていただきました.
【意見交換会】
名古屋大学内の「花の木」にて立食形式の意見交換会を行いました.
技術交流会では聞けなかったことや,今後の学会運営方針のヒントなど,食事(お酒?)を前にすることで様々な意見交換が円滑になります.
人脈形成や最新技術の動向を気軽に聞けるといった重要な場ですよ!
みなさま,特に若手の方は是非参加してくださいね.
2018年07月02日 (Y.H.)